日本株に投資を始めて20年です。
「個人投資家は、カモにされやすい」とよく聞く話です。
正直なところ、私も「カモ」でした・・・。
なぜ、個人投資家は儲けられないのか?
・その理由っぽいものを以下にツイートしてみました
株式売買で重要なのは「売り」か「買い」か、
と言えば、やっぱり「売り」!損失を嫌がって売らず、時期を逃すと塩漬け。
「売り」の判断がとても難しい。
「売り」を実行する自分オリジナルの投資判断を作る必要があり、断固たる決意で実行する。
難しいけど「利食い千人力」ですね。— Kei@ITエンジニア♮🛫|Stand.fm (@SE_ConciergeXYZ) April 25, 2021
これまで、いろいろな投資方法を試してきました。
コツコツ長期投資、中期投資、スイングトレード、デイトレード、空売り(信用取引)・・・
「カモ」にならないために、と考えた結果(絶賛進行形)を説明します。
株の売買で難しいのは「売り」か、「買い」か?絶対にカモにならない!
なぜ、個人投資家は儲けられないのか?
「安い時に買って、高い時に売る」ができないからです
(あぁ、離脱しないで)
儲からないのは、売りのタイミングで売っていないからです。
「利食い千人力」と言われるように「売り」はとても重要です。
その「売り」ができない。
ほとんどの場合、
売り時を待っていても、いつまでたっても上がらない。待っているうちに下がってしまい、売って損失が出るのを嫌がって、売るに売れず。最悪、塩漬けになったりします。
思い切って損切りするものの、損切りしたら株価が上がったりします。これ定説です。
このパターンにはまっているのではないでしょうか?
重要なのは「売り」を極めることです
売りと買い、どちらが難しいか
そういった意味で、
断然、「売り」が難しい
「売ったらもっと上がるかも」
「売ってからもっと上がったら悔しい」
「今売れば損をする」
「もう少し待てば上がるかも」
という気持ちから判断ができないから、だと思います。
買いは苦悩、売りは至難
なのです。
投資の名言にいれてください(笑)
儲けるには「売り」を極める
「売りを極める」を考える
・「売り」を上手くなるには
・「売る」気持ちにするには
・自動判断「売りスタンス」
を考えていきます。
「売り」を上手くなるためには
情報に惑わされない|投資情報に”投資”してみた
投資情報に”投資”しても儲けられない
情報サイトに”投資”していたことがあります。
メールがリアルタイムと相場の終了時にきます。
メールには、投資顧問本人が買った銘柄や推奨銘柄が書いています。
問題なのは、
①推奨銘柄がたくさん
②売り時の指南はない
①推奨銘柄が多いのでどれかの銘柄は必ず当たります。なので、言い方によっては当たっているように説明は可能です。
②売り時を教えてくれません。売り時の判断ができず、ホールドしていると下がってきて、結局塩漬けになります。
巷の情報に惑わされず、自分で判断できるようになる
他人の情報は自分だけが儲けたい情報。
参考にするのは、銘柄情報だけでよい。
聞き飽きた「株の売買は自己責任」。
自分で判断ができることが大事で、自分の投資判断が信用できるまで勉強し、自分の投資スタンス、ここでは「売りのスタンス」を確立することです。
単位株の買い方|2単位で買う
2単位で購入する
株の購入は「100株で買わずに、200株の2単位で買いましょう」ということです。株価が150円で売買単位が100株の場合、最低購入価格は150円×100株で15,000円になります。
・株価が買値よりも「50円」上がったとき
100株を買っていた時
・50円×100=5,000円の利益
200株を買っていた時
・50円×200株=10,000円の利益
なにが言いたいか、
「5,000円はもうちょっと欲しいなぁ」、
「10,000円か、まぁ売ってもいいかな」です。
経験上ですが、
5,000円のプラスの時に「もう少し上がるまで待とう」は、下がるだけです。
なので「売る気持ちの利益になる2単位」(それ以上)で購入することです。
2単位購入は「売りたい気持ちにさせる」ため
デメリットは、
・投資金額が2倍必要です
・下がるときは2倍速です
リスクを許容して投資するので、特に問題はないでしょう。
デメリットを主張する方は、別の投資方法を考えましょう。
(参考)「売買単位とは」:SMBC日興証券
判断材料をもつ|チャートを極める
一般的な売買の判断材料は、
・ファンダメンタルズ分析(財務分析)
・テクニカル分析(株価変動)
ですが、
自分自身でこれだ!という判断材料としてはテクニカル分析を判断軸にします。
チャートで判断する
チャートでの分析方法もたくさんありすぎです。日中足、日足、週足、月足チャート、移動平均、一目均衡、すべてを熟知したからといって、すべて勝つ(利益が出る)わけでもありませんし、逆に混乱します。
私は日足チャートと5日移動平均、25日移動平均を基本に分析しています。以下を参考にしてください。チャートの考え方を掲載しています。
チャートで自分独自の投資判断を確立すること
紹介した通りにしてくださいと言っているわけではなくて、自分が独自に考えて、自分が信じる売買スタンスを確立し、それを信じて売買しましょうということです。
自分独自の判断材料を確立するには勉強も必要ですし、時間もかかります。その間にたくさんの紆余曲折があります。そうするうちに売買判断のスタンス、「売りのスタンス」が確立できます。
自分で考え判断できるようになる
いつまでたっても、個人投資家は儲けられない
やみくもに株を買っても利益はでません。
・自己責任を認識すること
・情報に惑わされないこと
・勉強し知識を習得すること
・判断軸を確立すること
・判断軸を信頼すること
・断固たる決意で実行すること
・諦めず少しづつ経験すること
確実な儲け方があればみんな儲かってます。
試行錯誤して、何年もかけて自分の投資判断を確立していくものです。
間違えたと思えば修正すればよく、それが経験です。
そのうちに自分の投資方法(スタンス)が確立されると思います。
投資スタンスを理解・確立するには数年かかる
1年や2年の経験では難しく、5年、10年の期間が必要だと思います。
20年も経つ頃には、真剣に取り組んで考えた分の資産が築けています。
ポイントをあげるとすれば、早く始めることです
まとめ|絶対に資産を減らしてはいけない
「売り」はゴルフでいう、パッティングです。
”Putt is Money.”(*)
知られた名言です。
ここを間違うとお金は入ってきません。
同じことのような気がします。
お金はあたなが必死になって稼いで築いた大事な資産
株式市場に養分になることは、絶対に避けなければなりません。
今よりも少しの楽しい未来のために考え、勉強しましょう。
投資する際の基本的な考え方
基本的な考え方は、
・余裕資金で投資する
・自分で考え判断する
・日々、勉強を続ける
投資のアナリスト、エコノミストは、株で生計を立てていません。
株という世界で、会社に属して給料を稼いでいます。個人投資家もよほどのことがない限り、生活までかけてはいけませんよね。
自分自身で「売りの判断」を確立して資産を守りましょう
投資で培った金融の知識は役に立つ
投資で培った金融の知識は、投資以外でも役に立つ
これからの社会人人生や生活する上で、世の中の仕組み、ものの考え方、仕事する上で役に立つ知識が習得できます。
何にでも挑戦すること。
後悔しない投資をしましょう。
常に頭を働かす、考えに考えて投資を楽しみましょう。
*正しくは”putt for doug”です。”putt is Money.”は日本だけですね。
◆金融リテラシーを高めよう
やってみようと思った時がスタートです
やることはたくさんあります!
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。