「指値、逆指値」って難しいですよね
・いくらで指値をしておけばいいの?
・逆指値ってどう扱うの?
投資の中級者になっても、うまくいかないのが現実です。
指値、逆指値のコツについて解説します。
◆こんな方は読んでください
- 指値がうまくなるにはどうする?
- 逆指値ってどんな時に使うの?
- 逆指値のメリットは何だろう?
◆今回の記事のYoutube動画
個人投資家向け:こうすればうまくいく!指値・逆指値で売買する方法】
「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」とは
「指値」:売買する値段を指定して注文する
指定した値段にならないと成約しない。
→買いたい、売りたい値段があるとき
「成行」:値段を指定しないで注文する
高い確率で成約します。
→絶対に買いたい時
「高い確率」とは、成約しない場合もあるからです。
例えば、ストップ高・安などですね。
※詳しくは、ググってください!
逆指値とは、主な使い方は2つ&メリット
主な使い方2つ
主な使い方を2つあげておきます。
「ここまで下がったら売る」
つまり、自分が決めた「損切りルールで設定した金額」にひっかかり、自動的に売り注文がでる設定です。
「これ以上、上がったら買う」
つまり、自分が決めた「ここを上抜けすると、上げトレンドになると設定した金額」で、自動的に買い注文がでる設定です。
いわゆる、「上抜け買い」です。
※詳しくはググってください。
逆指値のメリット(3つ)
メリットは3つに絞りました。
重要なサインである「直近高値超え」直後に買うことができる
買いタイミングの重要なサインである「直近安値割れ」直後に売ることができる
売りタイミングの心理的に損切りに抵抗がある投資家でも、自動的に損切りを執行してくれる
ここで疑問なのは、「重要なサイン」です。
「重要なサイン」って何?
誰が、どう判断するの?
・・・って、投資は自己責任なので「自分で判断」しかないですよね。
つまり、
自分で「重要なサイン」を見極めて、逆指値の設定をすること
です。
なので、
【重要】逆指値を使いこなすには、
・しっかりチャートを見て、
・自分なりの判断軸をもって「重要なサイン」を見極め
・逆指値の金額を設定する
ということです。
「重要なサイン」の見極め方をチャートで解説します
「重要なサイン」をチャートで解説
「重要なサイン」例をあげて説明します。
◆買いの逆指値の例
買いタイミングの重要なサインである「直近高値超え」直後に買う
・W底になっています。
・黄色のラインから上抜けすれば「直近の高値超え」となり、
・「買いの逆指値」となる「重要なサイン」になります。
→大事なのは、「ここが高値になる!」という判断です
◆売りの逆指値の例
売りタイミングの重要なサインである「直近安値割れ」直後に売る
・高値圏でもみ合いとなっています
・黄色いラインの下値を割ったら「直近安値割れ」となり、
・「売りの逆指値」の「重要なサイン」になります。
→大事なのは、「ここが安値になる!」という判断です
9時の寄り付きで下落して、安値にタッチして切り返し上昇することもあります。前日に逆指値の設定はしないで、場が始まった”ザラバ中”に状況を見て、逆指値を設定することも必要ですね。
逆指値を使いこなすには
チャート目利き力の熟練と断固たる自分チャート判断軸
が必要ですね。
指値の方法、1日のバイオリズムをつかむ
お待たせしました。
ここからが本題です。
・1日の株価バイオリズムをつかめ
・時間帯で見極めろ
・ザラバ中に指値を決めろ
です。
1日の株価バイオリズムをつかめ
バイオリズムとは、
生命体の生理状態、感情、知性などは周期的パターンに沿って変化するという仮説、およびそれを図示したグラフです。
つまり、
株価も生命体と同様、周期的パターンに沿って変化するという仮説
日中足のチャートからバイオリズムパターンを考える
◆日中の株価のバイオリズム例(買いの場合)
・山(高値)、谷(安値)をつくる時間帯
・安値(高値)から切り返す時間帯
があるということです。
上図のチャートの場合、
谷(安値)は、09:10(見ておく)
山(高値)は、09:30(見ておく)
です。
その後の動きを予測し、指値の金額を決めます。
② 時間帯で見極めろ(長瀬流)
山(高値)、谷(安値)、切り返し(高→低、低→高)する時間帯があります。
長瀬流:1日のバイオリズム変動時間帯
切り返す時間帯は以下の通り。
【前場】
09:10(変動が大きい)
09:30(変動が大きい)
09:50
10:10
10:20
10:50
11:10
【後場】
12:30
12:50
13:10
13:50
14:10
14:30
14:50
この時間帯で、山谷、切り返しになりやすいです。
以降の切り返し変動を予測して、指値の金額を決めています(長瀬流)。
③ ザラバ中に指値を決めろ(長瀬流)
前日に、指値を設定し注文しません。
◆指値金額の決め方ルール(長瀬流)
・前場開始後、始値、高値、安値を見る
・今後の動きをバイオリズムパターンに当てはめ予測する
・ザラバ中に指値する
例えば、
9:10、9:30に起こる安値、高値の株価を見て、その後の変動バイオリズムを想定して、指値する金額を決め注文をしています。
結論 【指値をうまくなるには】
この3つです。
・1日の四本値(始値、終値、高値、安値)の時間帯を知る
・日中足チャートを知る(1分足、5分足)
・1日のバイオリズムから想像して指す
1日の四本値(始値、終値、高値、安値)の時間帯を知る
四本値の時間帯を確認しましょう
銘柄の
日々訓練する中での重要ポイントです。
最初はバラバラな動きに見えますが、徐々に集約され、収斂され、動きが見えてきます。
日中足チャートを知る(1分足、5分足)
1日の流れをみるには日中足チャート
それぞれの銘柄で動きは多様に見えますが、徐々に一定の動きへとパターン化されます。
1日のバイオリズムから想像して指値する
1日の株価の動きもバイオリズムという仮説
※バイオリズム:周期的パターンに沿った変化
そのバイオリズムに則って、株価の動きを想像して指値の金額を決めましょう。
つまりは、
チャートを見て予測できることが重要
なのです。
これには、熟練が必要です
目利き力を高めましょう!
◆最後に
個人投資家の心理はいつもブレブレです。
そんな気持ちの投資家さんのために、指値で買うときの心がまえを書いておきます。
・指値で買えなくてもOK!! のスタンスで
・ほんとに買いたい株は成行で
経験を積み、熟練し、指値でうまく売買できる投資家を目指しましょう!
◆今回の記事のYoutube動画
やってみようと思った時がスタートです
やることはたくさんあります!
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。