株価指数って何をみればいい?
投資を始めるといろいろな「株価指数」が気になります。
が、結局どの指数をみて、どう判断すればいいのでしょうか?
投資を始めたばかりの初心者の方は、
たくさんある株価指数が気になり、全部みてしまい疲れるのがオチです。
もう、情報過多、飽和状態でお腹いっぱい・・・となるでしょう。
集めた情報を消化することなく、時間だけがムダに・・・。
そこで今回は、個人投資家(投資初心者の方)は、
この株価指数だけを見ればOK!
を解説します!
株式投資歴20年、行きついた場所は”ここ”です!
是非、参考にしてください。
こんな方は是非読んでください!
・どの指数をみればいいかわからない方
・日経平均以外に何をみればいいかわからない方
・いろんな指数を見るのに疲れた方
◆今回の記事のYoutube動画
初心者向け:投資で気になる株価指数、日経平均株価以外で何をみる?
株価指数はいわゆる「ものさし」、何それ?
「株価指数」といってもいろいろです。
代表的なものをあげると、
・日経平均、TOPIX(日本)
・ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数、S&P500(米国)
・FTSE100(イギリス)、DAX(ドイツ)
・ハンセン指数(香港)、上海総合指数(中国)
・VIX(恐怖指数)
ですね。
「株式指数」とは、
株式市場全体の値動きをあらわす指標のこと。複数銘柄の株価を一定の計算式で総合的に数値化したもので、投資家が相場を確認するための「ものさし」となります。
・・・なるほど!
ちょっと、何言ってるのかわかりませんw
詳しいことなんて、どーでもいいです(個人的感想)。
指数(日経平均など)が上昇したからといって喜んでも、
あなたが持っている株が上昇するとは限りません。
頑張って分析しているのに、持ち株が上がらなければつまらないですよね。
難しいことは抜きにして、
基本的に、
これからあげる「株価指数」をチェックして「相場はどう動く」を予測
する程度でOKです。
どの株価指数をチェックすればいい?
たくさん指数を見ても悩んでしまうだけで、
結局のところ、
ダウ工業株平均
VIX 日経平均
の3つです。
NYダウ工業株30種平均指数
「主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成される株価の単純平均指数」、
言うまでもないですね。
毎朝、確認する程度でOK
アメリカのダウ工業平均を見るタイミングは朝、日本の相場が始まる前に確認します。
見るポイントは、上がったか、下がったか程度です。
アメリカの株価は日本の株価に影響します。
「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」と言われている程、アメリカの下落は、日本の下落につながることが多いですね。
まずは、朝にダウ工業平均をみて
「あ、今日は下がりそうだな」「今日はあまり動きはなさそうだな」くらいでしょう。
ですが、「上がったからいけるぞ」「下がったから危険だ」とピンポイントで一喜一憂してもあまり意味がありません。
◆ダウ指数
チャートから上下どちらに向いていきそうか、
短期的には日足で、中長期的には週足、日足をみて判断します。
大事なのは、
毎日チャートを見てトレンドを重視する
ことです。
VIX(恐怖指数)
市場の心理状態を表す指数
「Volatility Index(ボラティリティー インデックス)」
相場は、人間心理の影響は大きいといわれています。
その心理を示す指標は確認しておきたいですね。
◆恐怖指数(VIX指数)の特徴
0~100の数字(パーセンテージ)で表され、通常10~20%の間で上下しています。 大きく数値が変わるのは投資家が市場に対し不安を持っている時です。 30%を超えると警戒領域とも言われ、市場の値動きが不安定な状態となります。
(参考)恐怖指数(VIX指数)とは? 特徴と投資するメリットデメリットをご紹介!
◆VIX指数(月足)
例えば、10とか20なら比較的落ち着いていますが、
40とかならそろそろヤバいかもしれない、となります。
市場の心理状態が数値で分かるので、相場の雰囲気を感じるためです。
重要視する必要はないですが、
大きく影響がありそうな時(例えば、コロナ、戦争など)は日々確認するのが良いですね。
数値算出のロジックを深く知る必要はありません。
難しいし・・・www
必要なのは、でた結果をどう見て、どう判断するのかというスキルです。
「VIX指数のロジックはこう算出してるんだぜ!」って言っても、自慢にもなりません。
「へー、すごいね」って言ってあげましょうwww
指数の使い方を間違えないように!
大事なのはトレンドを意識すること
指数をみるときは、
ピンポイントの上下ではなく、トレンドを意識する
個人投資家は、
常に相場と接しているわけではないので、その時の値で判断しがちです。
つまり、ニュースで「今日の日経平均株価」を見て、その結果で判断しないことです。
今日だけでなく、これまでの流れを意識する。
日足、週足、月足を見て流れを認識することが大事です。
もう一つ見るとすれば、為替相場(為替レート)
企業業績に影響することでもあり、常に耳に入る情報で投資家にとっては気になります。
為替相場(為替レート)は、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率。
初心者には判断が難しい。
◆一般的な話として、
・円高ドル安:輸入型企業の業績を向上させ、輸出型企業の業績を悪化させる
・円安ドル高:輸出型企業の業績を向上させ、輸入型企業の業績を悪化させる
と考えられています。
日本の相場が開いている間も変動し、大きく変動すると株価全体に影響を受け、日経平均も敏感に反応します。
投資した企業(株を持っている企業)が、為替変動でどれくらい影響があり、株価に影響がでるかの判断をする知識が必要です。
そんな知識があり、判断ができるのは専門家(ストラテジスト)くらいのスキルが必要です。
それに、
寝るわけにはいかないくらい
しんどいですよwww
デイトレーダーではない限り、神経質になる必要はないと思います。
本業の仕事ができませんよね。
企業もしっかり為替変動に対応した対策を考えています。為替変動にも柔軟に対応できるような企業を選定することです。信頼できる企業を選べば、為替変動も気にする必要はないでしょう。
まとめ
たまに見るだけでは意味がない
たくさんみれば良いというものではなく、
また、たまに見るのでは意味がありません。
一番大切なのは全体感・トレンドを見る
指数で大事なのはトレンド
指数は絶対的なものがあります。
長年培われたものであり、信頼性はバツグンです。
この数値を使わないわけにはいきません。
ですが、使い方が重要です。
いろんな指数を見すぎても悩んでしまうだけです。
扱いを間違うと火傷し、軽視するとカンのみの投資になります。
まず、日経平均株価やダウを見て今後の方向性を感じ、VIXで雰囲気を感じる。
これらの株価指数のトレンドを横目でみつつ、個別銘柄のトレンドをチャートで見ていく。
私はこれが一番正しいやり方だと思います。
スキルアップしましょう!
株価指数、個別銘柄のチャートをみて、トレンドの方向性を日々解説しています。
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祈っても株価は上がらない
株価は期待、願望、要望、祈りでお願いしただけでは動きません。
実態(景気、業績、政治、需給バランス)に準じて動きます。
チャートの動きをしっかり見て判断しましょう。
チャートが全てではありませんが、
チャートを見ることで今後の動きを予測できます。
しっかりチャートを見たうえで、
順張りや逆張りを用いて得意なスタンスを極めましょう!
やってみようと思った時がスタートです
やることはたくさんあります!
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。